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飲食店の集客に効く!手軽にできるGoogleマイビジネスの登録・活用方法

飲食店の集客に効くマイビジネス

飲食店の経営者さんは、一度はGoogleマイビジネスの話を聞いたことがあると思います。Googleが店舗向けに提供している無料のサービスで、登録すると「地域名+業種(居酒屋、カフェ等)」で検索した際に、下図のようにGoogleの検索結果で出てくる地図枠に店舗が出やすくなります。
Google検索結果
ここに自分の店舗を出すことができれば、新規のお客さんの集客にとても効果が高いです。この記事では、インターネット初心者の方でもわかるように、Googleマイビジネスの登録方法から、集客に効果のある使い方までを書いていきます。

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なぜGoogleマイビジネスは店舗集客に効果的なのか

店舗集客に効果がある理由について、すでに書いたように検索結果に自分のお店が出やすくなります。それ以外にも、飲食店などの店舗ビジネスの集客に効果のある主な理由を3つ書いていきます。

理由①スマホの利用者が増えている

飲食店を探すとき、ほとんどのユーザーはスマホで検索してお店を探します。その際に、検索結果上に近くの店舗で表示されれば、お客さんが来てくれる可能性も高いです。実際、スマホを使う人の割合は年々増えてきているのが、下の総務省のデータからもわかります。

スマホ利用者の推移

引用:情報通信白書

また、Googleマイビジネスには店舗の内観や外観の写真を入れることができたり、GoogleMAPと連動してお店までの経路を示してくれたりと、ユーザーがよりお店の雰囲気や情報をわかるような機能がつけられています。そのため、運用を行えば集客に大きな効果が期待できます。

理由②Googleを利用するユーザーの増加

検索エンジンのシェア率

引用:statcounter

上図のように、日本国内でGoogleを使う人が非常に増えていることがわかります(約75%)。過去のデータを見ても、Googleの割合は徐々に大きくなってきているので、今後ますますGoogleマイビジネスを登録・活用して店舗にお客さんを呼び込むことが非常に大事になっていくと考えられます。

理由③来店する可能性の高いユーザーを集客できる

「地域名+業種」で検索した際に出現するので、実際に近くのお店を探しているユーザーにアプローチができます。例えば、二次会のお店を探していたり、営業先でランチを食べるところを探している、忘年会で使う会社近くの店舗を探している、などの状況でユーザーがGoogleで検索した際に、MAP枠内に自店舗が出ていると、新規のお客さんが来店してくれる可能性が高まります。

理由④集客効果を簡単に確認できる

Googleマイビジネスにはインサイト機能という、MAP枠からどれくらいお客さんが店舗に来てくれたのかがわかる機能が付いています。マイビジネスには、店舗への電話・店舗への経路を検索・店舗のWEBサイトへ繋がる、というボタン付いているので、実際にお客さんがどのボタンをどれくらい押してくれているかや、お客さんがどういうワードを検索して店舗のマイビジネスにたどり着いたかが、インサイトを見れば一目でわかります。

インサイトの画面
流入ワードの画面

なので、費用対効果も簡単に測れるので、どのように運用したら効果が出るのかも、初心者でも検証しやすいです。また、お客さんが実際に調べたワードがわかると、自分たちが予想していなかったようなワードが入っており、こういうニーズもあるんだ等気づけるケースもあると思います。

まずはGoogleマイビジネスを登録しよう

Googleマイビジネス登録画面
Googleマイビジネスを使うには、最初にGoogleに自分の店舗を登録する必要があります。インターネットを普段あまり使わない人でも、簡単に登録できるので未登録の人は、下の内容を参考にまず登録作業を行いましょう。

Googleマイビジネスの店舗登録の方法

マイビジネスの登録画面
登録の手順はシンプルで次の3つです。

  • 自分のGoogleアカウントを取得する
  • 店舗の情報をGoogleに登録する
  • 正式な店舗オーナーであることの確認作業を行う

こちらのページから上画像の赤枠ボタンを押して、マイビジネス登録ページに移動します。自分のGoogleアカウントを登録する入力する場面になるので、アカウントのアドレスとパスワードを入力してください。(Googleアカウントはマイビジネスの登録に必須なので、登録がまだの方はこちらのページから登録してください、簡単に登録可能です)

Googleアカウントの情報を入力しましたら、店舗の登録画面に移るので、自分の店舗名・郵便番号・住所・電話番号を入力してください。その後、店舗のオーナー確認に移ります。

店舗オーナーの確認方法

店舗のオーナー確認は、Google側がなりすましを防止するために行っています。確認方法としては3つあって、「ハガキ」「電話」「メール」になります。(確認方法の欄に「ハガキ」しか出てこないなど、「電話」「メール」が確認に利用できない場合もあるのでご注意ください。)

「ハガキ」を選んだ場合は、Googleから登録住所にピンコードという番号の書かれたハガキが1~2週間ほどで届きます。その番号を再度上の手順を踏んで、マイビジネスのオーナー確認画面で入力すると、登録完了になります。「電話」が使える場合は、その場で入力した電話番号に電話がかかってくるので、すぐにピンコードが確認できます。なので、そちらの方が早く登録ができます。

Googleマイビジネス活用方法①情報を充実させる

情報の登録
登録が完了したら、早速Googleマイビジネスを使っていきましょう。情報を充実させていくことで、ユーザーにお店の情報を色々届けられますし、Googleからの評価が上がり、検索した際にMAP枠に出現する可能性が高くなります。

Googleマイビジネスイベント
これを読めば完璧!Googleマイビジネスでイベントを宣伝する方法Googleマイビジネスの投稿機能を使って、イベント宣伝内容を作成する際のコツや、投稿機能のメリットや注意点まで、網羅的に解説しています。...

店舗情報の充実

情報入力画面
マイビジネスの管理画面内で、上図赤枠の「情報」ボタンをクリックしてください。店舗の様々な情報を入力する画面になるので、できるだけ多くの情報を入れていきましょう。最低でも下の5つは入れておきたいです。

  • 営業時間
  • 店舗のWEBサイトのURL
  • 商品情報
  • (飲食店でテイクアウトをやっている場合)属性→テイクアウトを入力
  • ビジネスの説明(店舗の特徴や強みなど)

最低でもこれらの情報を入力しておけば、ユーザーが調べて自店舗のマイビジネスを見た際にも、最低限の店舗情報を伝えることができます。

写真・画像を載せる

マイビジネスの写真・画像
お店のイメージを伝えるために写真を載せていきましょう。上図の「写真」をクリックすると、画像をアップロードできる画面に移ります。ここに写真のデータをドラックアンドドロップすると、マイビジネスに写真・画像が反映されます。

店舗の内観や外観はもちろん、お店の雰囲気や働いている人たちの様子が伝わる写真・画像を定期的に更新することで、ユーザーに新しい情報を届けるようにしましょう。できれば、1週間に1回。最低でも月に1回は更新するのが良いと思います。

Googleマイビジネス活用方法②投稿機能を使い情報を発信する

投稿機能の画面
Googleマイビジネスには投稿機能という、SNSのように情報を発信する機能があります。店舗の様子やキャンペーン情報を発信することで、ユーザーに店舗側からアプローチすることができます。

上図赤枠のボタンをクリックすると、投稿内容を入力する画面に移ります。ここに投稿したい内容を入れていくのですが、主に3つの種類の投稿ができます。

マイビジネスの投稿機能①:最新情報

店舗の外観や内観、それ以外にも「今日の一押しメニュー」の内容など、様々な情報を投稿することができます。SNSなどと同じく、内容に縛りがなく自由に投稿ができるので、一番使いやすい機能かと思います。

マイビジネスの投稿機能②:特典情報

クーポンなどの特典情報を発信できます。クーポンの内容はもちろん、期間限定の場合「いつからいつまで」か、クーポンのコードやURL、利用規約の記載などもできるので、店舗で行っているクーポン情報を発信するのでも問題ないですし、マイビジネスをみて来店してくれた方専用のクーポンを作成することも可能です。

マイビジネスの投稿機能③:イベント情報

イベント情報を発信することもできます。特典情報と同じように期間の設定はもちろん、投稿を見た人がイベントに参加できるように「予約」・「注文」・「購入」・「登録」・「電話」など、イベントの内容に応じた機能を、投稿に設定することも可能です。

例えば、イベントが予約制だった場合は、予約機能をつけておくことで、投稿を見た人がその場でイベントの予約を行うことができます。

Googleマイビジネス活用方法③口コミを管理する

口コミをする人達
Googleマイビジネスは、ユーザーが店舗に対して口コミができる、食べログなどと同じ機能がありますが、その逆で、店舗側からユーザーの口コミに対して返信ができる機能もGoogleマイビジネスにはあります。つまり、ユーザーからの口コミに対してリアクションをとることができます。

例えば、ネガティブな口コミが書き込まれた場合は「謝罪と今後誠実に対応します」という内容を返信したり、ポジティブな口コミのユーザーに対しては、お礼のメッセージを送ることで、また来店したいという意欲を促すことができます。あまり口コミの返信を行っている飲食店は少ないと思われるので、ぜひ返信機能を活用してみてください。

口コミの返信方法

口コミの返信画面
上図赤枠をクリックすると、口コミに返信ができます。返信の内容については、ネガティブな口コミに対する返信の際はご注意ください。誤った内容で受け取られてしまうと、ユーザーにより良くない印象を与えてしまう可能性があるためです。もしどう返信したら良いかわからない場合は、他の店舗ではどう返信をしているのか等を、参考にしてみると良いと思います。

極めたい方向け!Googleマイビジネスの上級者向け活用方法

上級
ここからは、上で紹介したGoogleマイビジネスの機能はすでに使っているので、もっと他の方法も使ってより集客に繋げたい!という方向けに、Googleマイビジネスと連動して使うことにより、より高い集客効果を上げる方法を2つご紹介します。

①店舗のSNSを運用する

TwitterやInstagramなど、店舗用のSNSを作成して運用しましょう。マイビジネスの投稿機能も含めて、それぞれで店舗の情報を発信していくと、マイビジネスだけで発信するよりも、お客さんが店舗情報を見つける可能性が高まります。また、インターネット上に店舗に関する情報が多くなっていくと、Googleからのマイビジネスの評価が上がり、「地域+業種」で検索した際に、MAP枠内で上位に出やすくなる可能性があります。

②ポータルサイトに登録する

飲食店なら食べログ、ぐるなび、等。美容室ならホットペッパービューティー等の、有名なポータルサイトに店舗の情報を(無料の範囲で問題ないので)登録してください。登録をすることで、インターネット上での店舗情報が増えると、上でも書いたようにマイビジネスの評価が上がり、MAP枠で上位化しやすくなる可能性があります。

Googleマイビジネスを活用する際の注意点

Googleマイビジネス活用の際の注意点Googleマイビジネスは上手に活用することで、飲食店の集客に繋がります。

しかし、Googleマイビジネスを扱うにあたり注意すべき点は必ず最初に確認しておきましょう。

Googleのガイドラインには

注意点
  • ビジネス名に不要な情報を含めることはできない
  • 追加料金のかかる電話番号はご利用できない
  • キーワードそのもの、または事業の属性を示すカテゴリは使用できない

などの明確なルールが記載されています。

Googleガイドラインを遵守しないアカウントは停止されたり、ビジネス情報が検索結果から削除されたりするリスクもありますので、必ず目を通すようにしてください。

Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン

飲食店が利用するべきGoogleマイビジネスの使い方

Googleマイビジネスを使う
ここまで、飲食店がどうGoogleマイビジネスを使っていくかを解説してきました!

  • 登録をしていない場合は登録
  • 店舗の情報を充実させる
  • 定期的に更新する

この3つを行えば、マイビジネスを使って集客に繋げられると思います。継続的に行っていくことで、ライバル店に差をつけていきましょう!

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