若手向け研修レポート!(第3回)

こんにちは。
イルミネーションよりネットで噂の安井金比羅宮に行ってみたい、経営管理部のKです。
大量のLED電球なんて1人で見に行ってもしょうがないですからね。

さて、今回は若手向け研修第3弾のお話です。
エルプランニングでは、社会人1~2年目の若手を対象に改めて「プロフェッショナル集団を目指す」ための研修を行っています。
講師は引き続き和田副社長です。

↓これまでの様子↓

→ 若手向け研修スタート!(第1回)

→ 若手向け研修レポート!(第2回)

前回は「社会人として身につけるべき習慣」についてのお話でした。
今回はそれを受けて、すぐに業務に活かせる具体的なお話に入りました。

テーマ「仕事のツメ」

人間は生き物だからミスはつきもの……とはよく言いますが、ひとを励ますときならまだしも、自分を甘やかすときに積極的に使いたいセリフではありません。
できればミスを無くし、効率よく成果を上げられる人になりたいですよね。

「仕事を任される人とは、ミスをしない人だ」と初回の研修でお話しいただきました。

研修を受けた先にある最終目標は「プロフェッショナルになる」ということですから、回を重ねる毎に「プロフェッショナルになるためにはどういう人になるべきか」という話へとどんどん深掘りされているわけですね。

そこで、ミスをせず「最後までツメられる人になるにはどうしたら良いのか?」というのが今回のお話です。

自分の家に毒蛇が出たらどうするか?

例え話ですが、あなたの家に毒蛇が出たらどうしますか?
もちろん、必死に追い出そうとしたり始末しようとしたり、様々な手を尽くすと思います。

では、それと同じくらいの気持ちでミスをなくそうと努力しているでしょうか。

元々ミスが嫌いな性格の人は、まるで蛇が家に入ってこないように入念に準備しているものですが、おおらかな性格で生きてきた人にとっては、大袈裟かもしれませんが家に蛇がいるほどの危機感を持って取り組まなければミスはなかなかなくせるものではありません。

しかし、自分で気をつけようとしても途中でうまくいかなくなることもあります。
そういうときは、人にチェックしてもらいましょう。

副社長は「できるだけ誰かにチェックしてもらうという習慣をつけるとミスはなくせる」と断言しました。

必ず「前進する」方をとる

仕事でミスをせず最後までツメるためには、「ミスから逃げないこと」が大切とのことです。

こんな話をされると、ミスが減らないのは注意力が足りないからだと根性論で詰められるか、タスク管理術がどうのとテクニックを伝授されるか……と普通なら考えるところですが、副社長はそのような話には展開しませんでした。

責任感が強いのは良いことだけど一人で抱え込まない、周りを頼っていい。

その人に協力者になってもらう。

協力者を増やすために責任感と思いやりのある人になる。

これで今回と前回の話がつながり、そして経営計画発表会で副社長がお話しされていた

成果=考え方×熱意×能力×協力者

こちらの方程式の「協力者」の部分へと話が一筋につながりました。

周りに細かくてミスが少ない人がいたらその人に協力者になってもらうのが一番早い。

上司や先輩に事前に見てもらうなどの仕組みをつくっておけば「あとで人に見てもらう」というだけで「ミスはないか」とフィルターをかけて自分が取り組んでいるものをより注意深く見直すことができるとのこと。

このお話を副社長の口から直に聞けたことで、肩から余分な力が抜けた気がします。

エルプランニングでは世代間に溝がないという所感は研修初回のレポートでも書かせていただきましたが、特に役職者が「人を頼っていい」と耳を傾けてくれるスタンスがあるからこそ、若手ものびのびと活躍させてもらえているのでしょう。

そして、この若手たちが将来役職者になったときも部下に「頼っていいんだよ」と伝えていくことによってエルプランニングには良い循環ができていくのだなと再認識しました。

参加者の感想

泥んこ女性社員

今回は営業部のIさんに登場してもらいました。
今年の夏、箱根で泥まみれ夏休みを過ごしたIさんです。(↑写真参照)
彼女は新卒で入社して以来ずっと営業職として前線に立っています。
前線で2年間ほぼ走りっぱなしだったIさんに、今一度研修で基礎を学び直している感想を聞きました。

K:今日の研修で、特に「ここは取り入れたい」と感じたお話はありましたか?

I:はい。どちらかというと私は、副社長がおっしゃっていた「おおらか」なタイプだったので(苦笑)自分がさほど熱中できないことは「まあいっかな」「ここまででやめてしまおうかな」と思うことが結構あったのですが、仕事となるとそうもいかないですよね。

今日あった「協力者をつくってミスをなくす」という話って、自分ではあまり意識していなかったんですが、自然にリーダーやマネージャーがミスしなくて済むような環境をつくっていてくれていたんだなと感じました。会社として共通認識があったわけではないんですけど。

K:おお、そうなんですね。

I:あと、ミスをなくすというお話のあとにどのように成果を出すかというお話があったと思うんですけど。

K:営業は得意分野を持つとその分野(業界)の顧客に信頼されたり、社内でも案件を回してもらえるようになるというお話でしたね。営業職だからやっぱり気になりましたか。

I:私はエルプランニングに入社してから得意分野って特にないなと思ったんですが、副社長が「得意分野は半年でつくれる」っておっしゃってたじゃないですか……。それでいったら、新卒で入社して2年経つのでそれを最初から知っていたら「私、得意分野が4つぐらいできてたんじゃない?」と思ったんです。

K:……た、確かに。

I:詳しくは今後の研修でお話ししていただけるということでしたが、ぜひ知りたいなと思いました。うちは業界を問わないサービスを扱っているので。
中途採用の方だと前職の経験を活かして広告業界に詳しい人は広告、美容業界に強い人は美容業界とそれぞれ得意分野があって、決まっているわけじゃないんですけどやっぱりなんとなく「この案件だったらあの人が得意そうだよね」っていうのがあって、自分も仕事を任される側になるために何か得意分野を持ちたいです。

そうして得意分野を追っていくと「プロとは」っていうのが自分の中で明確になっていくだろうなと思いました。

K:じゃあ今後の研修が楽しみですね。

I:そうですね。今まで3回研修を受けてきて、別々の話だったものが今日経営計画発表会で言っていた方程式にこう当てはめられて、だから成果が出るんだって説明されて、頭の中で具体的にイメージできていなかったものが私の中でもつながって見えてきて。

経営計画発表会で和田副社長が「プロになってほしい」とおっしゃっていた意図が理解できはじめてきました。回を重ねる事に理解度が深まっていくんだなと期待感があります。

K:それはよかったです。副社長の研修はIさんとマッチしてたんですね。

I:他の会社って研修に1ヶ月かけますとか、合宿しますとかやってると思うんですけど、エルプランニングは実践で学べるのが良くて。すぐに先輩の下について早い段階で一緒に往訪に行ってもらえるのが魅力的で、私の同期はみんな手探りで吸収してきたんですが、一方で基礎的なところは無意識でできている人と抜けている人と分かれているかもしれない。みんなのレベルがこの研修で統一されているような気もします。

K:前回Mさんがみんな受けた方がいいと言っていましたが、Iさんとしてもおすすめですか?

I:そうですね(笑)今後リーダー研修もあるんですよね、確か。でも今回話していただいていることって年齢はあんまり関係ない気がしています。人間誰しも仕事に向き合っていかないといけないじゃないですか、生涯。基礎的なお話かもしれないんですけど、将来必ず役に立つことなので、入社1~2年目という括りにとらわれなくても、受けても意義があると思います。

K:そうですよね。私も取材という形で入っていますが、毎回勉強させていただいています。お忙しいところお時間いただきありがとうございました!
引き続きその真摯な姿勢で研修を受けていってもらえると嬉しいです。

中途採用のメンバーと経験に差があるのは当然なのに、一切臆さずストイックに「営業」という仕事をツメていこうとするIさんの姿にぐっときたインタビューでした。

Iさん若手向け研修レポート!(第3回)の言うように、今まで無意識にそれぞれがなんとなくつくっていた「協力し合おうという雰囲気」が、今回の研修によって「共通認識」として改めて再構築されたのではないでしょうか。

今後、意識的にお互いがお互いの「協力者」になっていけたら、「雰囲気」「エルプランニングの強み」「企業文化」と呼べるくらいさらに強固なものになっていくでしょう。

というか、ぜひしていきましょう!

そんなことを考えさせられた研修でした。

次回のテーマは「顧客対応の基礎」です。

今回は「ミスをしない人はお客様からも信頼される」というお話もありましたので、さらに実践的な内容に入っていく予感がしますね!

研修で習ったことを業務に活かせるよう、引き続きしっかり吸収していきましょう!

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